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事業承継について ①

2018.03.27

経営者の皆さん、「事業承継」ってご存知ですか?
この「事業承継」について平成30年に改正する事もあり、あちこちで耳にする機会も多いと思います。

 

今回は事業承継について2回に分けて書いてみたいと思います。

 

 

事業継承は早めに考えておいて損はありません

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経営者の皆さんは事業承継について考えていらっしゃいますか?

 
「まだまだ次の後継者を考えるには早いよ〜」
 
「まだまだ第一線で働けるから事業承継を考えるには早いな」 
 
などと思っていますか?

確かにまだまだ先の事かもしれませんが、早めに考えおいて損はないと思います。

 
何故なら、自分の事業の未来を考えるうえでも、どのような事業承継のカタチにするかで方向性が変わってくる事もあるからです。事業の方向性を決めるためにも事業承継を考えてもいいのではないでしょうか?
 
もちろん、今考えたことが後から変更になることだってあります。それも含めて一度、今、この時に「事業承継」という未来を考えてみませんか?

 

 

事業継承の現状

まず事業承継の現状を見てみましょう。

 

◆ 中小企業の経営者年齢の分布(年代別)

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この20年間の経営者年齢の平均引退年齢がこんなに高齢化してるなんてビックリですよね。

 

今後5年間で30万以上の経営者が70歳になるにもかかわらず、6割が後継者が決まっていなかったり、70代の経営者でも、事業承継に向けた準備をしているのは半数ともいわれているんです。

 

 

事業継承には「企業文化」も含まれます

 

資金繰りを大切に企業を育てる

事業承継は、次の後継者が決まればいいというだけではありません。

 

単純に「人・経営」だけを承継すればいいのではなく、その他にも「資産」「知的資産」だって含まれます。

 

「資産」とは株式だったり事業用資産、運転資金や借入などです。

「知的資産」とは、経営理念や従業員の技術や技能、ノウハウ、信用、人脈、顧客情報、特許権などの知的財産など、いわゆる「企業文化」です。

 

これら全てを含めて事業承継なんですね。

 

 

恥ずかしながら私は「事業承継」って次の後継者が決まればいいだけと思ってました。でも「事業承継」には数字では表せない「文化」も含まれると知って、本当に驚きました。

 

この「企業文化」について資金調達の先生から、サントリーの創業者である鳥井信治郎を書いた「琥珀の夢 小説 鳥井信治郎(伊集院静著 集英社)」を勧めていただきました。 今から読むのが楽しみです!

 

 

次回は具体的な事業承継の5ステップについて書いていきますね。