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台湾のビックリするレシート

2018.11.30

前回に引き続き台湾ネタをお届けします。

 

実は台湾のレシートには宝くじが書かれてるってご存知でしたか?

 

この驚愕の事実に気が付いたのは帰国してからでした(笑)

 

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まずはレシートをご覧ください。
ここに記載されているアルファベット2文字から始まる8桁の番号が宝くじの番号です。

 

台湾政府の財政部Webサイトでは、2ヶ月ごとの奇数月に、その前月と前々月に
発行されたレシートについて、宝くじの結果を公表しています。
アプリでも宝くじをチェックできます。

 

交換できる期間は3ヶ月間で、台湾内の郵便局で交換できます。
最高賞金は、1000萬元(現在のレートで約3,700万円)です。
当選したら外国人でもパスポートがあれば当選金を受け取れるのはうれしいですね♪

ビッグな賞金があたったら、何をしたいですか?
私は大好きな香港に上海ガニを食べに行きたいです!

 

さて、レシートが宝くじになっている理由をご存知ですか?

 

実はこれ、企業の脱税防止のためなんです。
この賞金制度は1951年のインボイス方式の導入当初から設けられました。

 

台湾にはもともとレシートを渡す習慣がなかったそうです。
でも、レシートに宝くじがついていたら?
当然、利用者はレシートをもらおうとしますよね(笑)
この発想自体すごいと思いますが、それを実行しちゃった行動力に驚きです!!

 

お店はレシートを発行すると、そのレシートの売上に対する営業税(日本でいう消費税)
から仕入経費に対する営業税を控除して、2ケ月毎に納付します。

 

現在の税率は5%です。

 

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インボイスの仕組みとしては、まず事業者は「統一発票」と
呼ばれる公式のインボイス(レシート)を発行します。
レジで印刷する際に、同じ通し番号のものを2列1組で印刷し、
片方をお店の控えとし、もう片方を利用者に渡します。

このレシート、偽造防止の透かし入りなんだそうです。

 

日本でも平成35年10月にインボイス方式が導入されるのに伴って
平成33年10月から登録申請の受付が開始されます。

 

インボイス方式が導入されることにより確実に事務作業が増えます。
もしかしたらソフトの見直しなども必要になるかもしれません。
新しい事を始める時は、現場が一番混乱するので「まだまだ先だから」と思わず
まずは情報収集からでいいので一歩を踏み出してください。

 

一歩の踏み出し方に迷ったらご相談ください。

 

 

 

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これを見たとき、テニスラケットが売ってると思いました。
でもよく見ると「雷神電蚊拍」って書いてありますよね。

 

これ「電気蚊取りラケット」なんです!!

 

付いているボタンを押すと電気が流れて蚊を退治するそうです。
いや、マジにビックリしました!
でも、こんな物を発明しちゃうほど蚊に悩まされてるって事ですよね~